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重要刀剣

二王 種重

商品番号 : A-002-0045

室町中期 周防 刀 第23回重要刀剣 白鞘(薫山鞘書)

5,800,000円

刃長:70.4 cm 反り:2.6 cm 重ね:0.80 cm

体配
本造 庵棟 中心は生で孔は一つ、鑢目は勝手下がり。
地肌
小板目肌、肌立ちごころに地沸つく。総体に透明感があり精美。
刃文
直刃で僅かに互の目交じりで小沸つく指し表の物打ちあたりに金筋入る。
鋩子
乱れ込んで尖りごころに小丸。
備考
第23回重要刀剣。鎬が高く反りが深い古風な地金。二王種重の生中心在銘の刀です。本刀の魅力は、先ずその姿、野暮ったさがなく上品な反がセンスの良さを感じます。末古刀ですから実戦向きの刀にありがちな剛直な印象がありません。なるほど、棟筋側の重ねを薄くした利刀造になっていて、スマートでシャープな姿に鍛えてあります。地方の豪族が持つ刀としては不釣り合いな、公家筋辺が似合う刀と言ったら失礼でしょうか・・・そんな魅力のある本刀です。
鑑定書では地肌が肌立ちごころとなっていますが、いやいやそんなことはありません。きめ細かく美しい小板目が見てとれ、深い透明感があります。そこに焼かれた程よい細直刃がまた似合っていて、きりきりと締まらない匂口が上品です。総体に、美しいです。もう一つの見所は中心。中心の鎬筋のヨレ・変形、鑢目の改竄、再刃によくある凸凹など、疑わしき所が一つもなく、錆色といい状態といい、正真の健全で良い中心の見本のようです。
種重は銘鑑によれば文明頃とあり、いわゆる室町中期・末二王鍛冶の一人です。「二王派は鎌倉時代の清綱を祖として、以後、連綿と栄えていますが、終始大和気質の強い作風を示しています。この刀は造り込み、地刃の出来に二王派の特色がよく表れています。」・・・と、鑑定書に書かれています。二王派の刀工は「清」のつく銘が多いのですが、「種」はあまり見聞きしません。今度、調べてみましょう。

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