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あつらえの逸刀

伊賀守源包道

商品番号 : B-005-I-011

江戸前期 摂津 特別保存刀剣 白鞘

960,000円

刃長:63.0 cm 反り:1.7 cm 重ね:0.87 cm

体配
本造、庵棟、中心は生で孔は一つ。鑢目は筋違。
地肌
小板目肌、鎬は柾ごころに流れ、よく練れよく詰む。
刃文
濤瀾風の五の目乱、箱乱と小五の目まじる。小沸本位で匂口深く、刃中は総体に小沸厚くつく。
鋩子
少し掃きかけて小丸に浅く返る。
備考
反が深目で腰反り、元先に差があり中切先と寛永頃の姿そのままの片手打風の本刀。重ねは厚く極めて健全な状態です。少し狭い身幅に焼幅を広くとった濤瀾風の五の目乱は、越後包貞と見紛う出来で少し小さめの五の目乱といった感じです。包道は初代左陸奥包保の門人、そして初代越後包貞は包道の門人・・・似ているわけです。では、包道も包貞も陸奥守包安の系統ですから大和伝の作風を受け継いでいるのか・・・鎬に現われる柾目が・・・いやいや、一般的に新刀は鎬寄りが柾目になる傾向が・・・ここを論じても無意味ですね。気になる点といえば、刃文が表裏ほぼ揃っていることでしょうか。てことは、誰かの写? 師匠の包安? でも、この時代は、刀が武器からステイタスへと価値観が変化した時期。単純に見え方に気を配ったと解釈するのが自然ですね。興味深いのは、包安から本刀を作った包道、その後、包貞へとこの手の刃文が受け継がれたと思える点です。包安と後々の二代包貞(坂倉言之進包照)は高名なのに、それにヒケをとらない本作を作った包道は影に隠れてちょっと可哀想です。これを機に包道にも注目してください。因みに本刀は、2尺1寸の長さからして誂え品です。

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