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導かれし姿末古刀

平鑑盛 天文十六年二月日

商品番号 :B-017-S-002+004

室町後期 豊後 特別保存刀剣 白鞘・拵付

1,800,000円

刃長:74.0 cm 反り:2.4 cm 重ね:0.83 cm

体配
本造、庵棟、中心は生で孔は一つ。鑢目は勝手下がり。
地肌
板目心に流れて総体に肌立ちぎみの柾目肌になる。特に棟寄りと刃寄りに柾目強く、移たつ。
刃文
直刃調に小五の目交じり、所々足の短い丁子が入り、尖り状の刃交じる。匂口ややふっくらと匂出来で小沸よくつく。
鋩子
刃文がそのまま乱れ込んで浅く返る。
備考
少し細身の腰反りで、重ねは尋常。古刀を思わせる太刀姿ですが、中心は時代そのままにフックラと短めで末古刀らしい体配です。銘は刀銘ですが、登録証は太刀の表記・・・この姿がそうさせたのでしょうか。それぐらい太刀を感じさせる姿なのですが、付属する太刀拵の影響があったのかもしれません。この太刀、肌が生々しいというか、決して強く肌立っているわけではないのですが、鍛え跡が所々に表れ、板目風に流れる柾目に沿って表れる地景も加わって、戦国の実戦に使われたようなリアリティを強く感じるのです。高級武将が象徴的に佩刀した作ではなく、実際に抜刀して戦に臨む実戦用の太刀・・・そんなイメージのする一振です。それに元々刀銘ですから、戦乱をくぐり抜けてきた頼もしい一振だと思います。匂口は締心に短めの小足がよく出て丁子のような所作も有り、働が賑やかです。そして弯れた綾杉風の地肌が、何とも印象的。決して整っているわけではなく、色白な美人膚ではありませんが、エキゾチックな風合いで魅力ある御転婆娘といった喩えが似合う一振で、所々の傷跡も魅力の一つになってしまう魅力があります。
平鑑盛(あきもり)は、天文頃の豊後高田の刀工で、二代長盛同人といわれ、時の豊後大名・大友義鑑より一字を拝命したとあります。
拵は茶石目地、塗鞘の幕末頃の太刀拵。鞘に唐草紋のように表現した龍の模様が所どこに柄が描かれ、青い柄巻が濃い焦茶の鞘に映えます。

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