刀剣本来の価値をお届けします。 HOME
導かれし姿末古刀

備前国住長船祐定作 天文八年二月吉日

商品番号 :B-019-S-043

室町後期 備前 特別保存刀剣 白鞘(寒山鞘書)

7,000,000円

刃長:70.3 cm 反り:2.8 cm 重ね:0.86 cm

体配
本造、庵棟、中心は生で孔は一つ、鑢目は切り。
地肌
板目肌に大板目まじり、刃先と切先あたりは柾心に流れる。総体に肌立ち地景現われ、乱れ移り鮮明に立つ。
刃文
匂口締まりごころに腰の開いた乱れに太い足盛んに入り典型的な祐定の乱刃になる。焼き幅広く刃縁に湯走り、飛焼かかる。
鋩子
乱れ込んで一枚風に浅く返る。
備考
踏ん張り良く残り、少し反が強く、中心の肉置きといいこれぞ末備前の祐定といえる一振です。保存状態もかなり良い方で健全。年紀は天文ですが、ここまで鮮明に乱移が出ていると応永備前と言われても頷くほどで、そこに破綻のない匂口は締り心に深く冴え、腰の開いた乱が加わり見華やかで見事です。この手の刃文は沸崩になった数物が多いのですが、それらとは一線を画す出来栄。優作です。もう一つの見所は地肌でしょうか。うねうねとした板目がはっきりと見てとれ、綾杉風に流れる何とも魅力的な地景となって目に飛び込んできます。本場物の備前に柾無しと云われますが、本刀がそれを証明しているかのようです。本来は重要刀剣として伝えられるべき資質が十分見てとれる本刀。ご自分の目でぜひ確かめていただきたい一振です。

ページトップ