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大野義光

太刀

於越後国義光作之 平成三年春吉祥日

商品番号 :B-026-O-031

現代 大野義光重花丁字の世界(林原美術館)所載品・No.17 白鞘

3,250,000円

刃長:76.4 cm 反り:2.9 cm 重ね:0.85 cm

体配
本造、庵棟、中心は生で孔一つ。鑢目勝手下がり、棒樋を棟区少し手前に丸留め。
地肌
小板目肌良くつみ、杢目肌交じる。地沸ついて肌立つ。
刃文
焼き幅広く、腰の開いた五の目乱が連なり、大野独特の柔らかな丁子になる。小足、葉しきりに交え匂口深く、刃縁が冴える。
鋩子
乱れ込んで尖りごころに浅く返る。
備考
大野義光重花丁字の世界(林原美術館)所載品・No.17。焼き幅広く、連続した湾れの調子が優雅さを醸し出す一振りです。箱乱風に見えますが、丸味を帯びた五の目でいかつさがありません。匂口は深く大野丁子が冴えますが、なぜか柔らかく華麗です。この所作は、細かな五の目を組み合わせて出す丁子乱とは違い、一足、一葉、一所作ごとに描来出す大野刀匠の感性が成せる技との違いです。上手く言えませんが「冴えて柔らかい」そんなイメージが大野丁子だと思います。長光も一文字の刀工も、大野丁子の見事さに目を見開く姿が浮かぶようです。そして少し細身の太刀姿に焼の広い優雅な丁子乱を取り込んだ見事なデザイン感覚も見所の一つです。因に本作には元先まで棒樋が掻かれていて見えにくいのですが、移もきちっと出ています。
大野刀匠コメント/この太刀の時代は南朝と北朝が統一された平和な時代であります。刀の世界では、技術的に大きな転換期と言われております。姿は鎌倉時代を手本に刃文は南北朝の湾れ刃の影響を受けた太刀が作り出されました。(大野義光重花丁字の世界より抜粋)

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