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あつらえの逸刀

水心子正秀 花押(刻印) 文化九年八月日

商品番号 :B-040-I-116

江戸後期 武蔵 白鞘(探山鞘書)

2,400,000円

刃長:61.5 cm 反り:1.1 cm 重ね:0.85 cm

体配
本造、庵棟、中心は生で孔は一つ、鑢目は化粧に筋違。
地肌
小板目肌をよく詰み無地風となり、鎬地も含めて総体に精美な地肌となる。
刃文
焼幅尋常な中直刃が僅かに動き、深い匂口は刃中に馴染んで所々広く映える。
鋩子
表裏揃って中丸が尋常に返る。
備考
新々刀の祖、言わずと知れた水心子正秀の刀。健全です。中心も端正で美しく、この鑢の処理を見たらなんて丁寧な・・・中心の棟も刃側も整った鑢がぐるっと取り巻き、そこへ独特の銘が刻まれ非の打ち所がありません。細かな個所まで手を抜かない作品へのこだわりが感じられます。刃文は中直刃と書きましたが、広直刃といってもよいくらい広く見えます。加えて明るい匂口が拡がり、向きによっては刃中全体が匂口に見える程です。しかし肥前刀の帯状の匂口とはどこか違っていて、古刀回顧を謳った水心子ですから何かの写かもしれません。探山氏が鞘書に「真改写ナラン」と書いていますが、どうでしょうか。身幅の広さ、指裏の匂口に食違い風の所作からして、手掻を写したのかもしれません。そして二尺強という長さからは末手掻?・・・いずれにしても堅固な姿にしてやさしい顔立ちをしている優品です。状態も申し分なく松葉角がしっかりと確認出来る切先、そして研減が感じられない厚みを残す錆際、美しい薄錆状態の中心、まるで大名家伝来のしっかりと守られてきた刀のようです。それが理由かはわかりませんが、何故か本刀は無鑑です。特別保存は目を瞑ってでも通りますが、場合によってはその上を狙える品質を持っています(大きく出ましたが自信はありません)。おそらく「寸足らず」とかの理由でダメなんでしょうね?・・・どこの誰ですか、定寸なんていう審査基準を作ったのは? いくら叫んでも負け犬の遠吠えですね(反省)。気が高ぶった事をお許しください。

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