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脇指

脇指

信濃大掾藤原忠國

商品番号 :C-012-095

江戸前期 因幡 特別保存刀剣 白鞘・拵付

600,000円

刃長:40.4 cm 反り:1.3 cm 重ね:0.72 cm

体配
本造、庵棟、中心は生で孔は一つ、鑢目は鷹の羽。
地肌
小板目肌が良くつみ明るく冴える。棟寄りは柾目心に流れる。
刃文
焼幅広く小沸出来で腰の開いた五の目乱、所々に五の目が連なり太い足が入る。匂口は深めでフックラとし移があらわれる。指表に砂流、葉も交じり、指裏の中程に小沸が広くつく。
鋩子
先が掃きかけて小丸に返り、返先は深い。
備考
京焼出風に始まる刃文は焼幅が広く、腰の開いた五の目がランダムに連なる景色が華やかに見えます。よくみると小沸出来なのに匂口が厚目で深く見えるのが本刀の見処かもしれません。表裏の刃文は揃いではなく五の目の連なりが自然で意図的な感じがしないところに好感が持てます。そこに移が所作し刃文を引き立てているようです。状態はいたって健全で、踏張も強く残り、長さの割りに身幅が広く切先も延び心な姿が魅力で、飾りではなく実戦向きの脇指に思えます。そこへ重厚な匂口ですから、一言でいえば見処が詰まったコンパクトな刀・・・そういえば、なんとなく親国貞に似てなくもない気がします。
信濃大掾藤原忠國ですが、初代は出羽大掾国路の門人で堀川一派の作風が特徴で後に因幡に移った刀工。二代はその子で因州池田家のお抱工として活躍しています。本刀は「國」の刻銘から二代忠國の作で、初代同様に堀川一派の作風が随所にみられます。どうりで国貞に似ている訳です。少し強めの反と鷹の羽の鑢目は異なりますが・・・。

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