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目貫

目貫

軍配図(無銘・古金工)

商品番号 :MK-014

桃山期 桐箱入

90,000円

赤銅地 容彫

表/長さ:4.09 cm  幅:1.30 cm  高さ:0.68 cm
裏/長さ:3.80 cm  幅:1.35 cm  高さ:0.63 cm
背が高く、フックラとしたフォルム、そして裾が窄まった古い作の特徴をそのまま備えている目貫です。肉厚の薄さ、見事な裏行の所作から見て、おそらく、桃山期から江戸最初期にかけてのの古金工の作と考えられます。軍配という画題を考えれば、采配を出せる武将クラスが付けていたと思われ、端(角張った側)の方に家紋らしきものが彫られているのも意味深いものです。因みに家紋らしきものは、七つ星(七曜)の印。まさか熊野の九鬼家に由来する目貫などとは大げさですが、想像を掻立てる作です。

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