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目貫

目貫

二疋蓑亀図(無銘・古金工)

商品番号 :MK-059

江戸前期 保存刀装具 桐箱入

60,000円

赤銅地 容彫 金色絵

表/長さ:3.21 cm  幅:1.56 cm  高さ:0.48 cm
裏/長さ:3.20 cm  幅:1.47 cm  高さ:0.53 cm
長寿を表す縁起の良い蓑亀を画題とした本目貫。2疋の蓑亀が身を寄せ合う少し小振りなフォルム、夫婦亀でしょうか。長寿を願うわけですから親子ではなく夫婦ですね。長生きの証として蓑(苔や藻類)を纏っているのですが、私は最初、この蓑を体毛だと勘違いしていて、長生きだからフサフサと毛があるのだと思っておりました。(情けないほどの無知ぶりをお許しください)画題はさておき、デザインはこれといった見所はありませんが、甲羅から頭がチョコンと出ている亀のフォルムは可愛らしいというか愛嬌があるというか、写実的な印象はなくまるでアニメのキャラクターのようです。できれば躍動感なり動きが欲しいところです。または繊細な彫でも良いですし、頭部や顔を龍のように神話的にするとかちょっと変わったデフォルメ感があれば随分とイメージが違っていたと思われます。
裏行は全体のフォルムの凹凸が少ないせいで、変化が乏しいように見えますが、地板は真黒な赤銅で、薄手の造で圧出も悪くありません。足は陰陽根になっていますが、これは生なのか後補なのか支金を見ても断定が分かれるところです。時代は総体からみて江戸前期、一見、古くみえますが江戸初期ならまだしも桃山期までは上げられません。鑑定書では古金工となっており、それを盾に江戸最初期や桃山期以前の作ですとは当店は言いませんが、解釈のご判断は皆さんにお任せします。

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