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鐔

四方猪目透菊花散図 二子山住則亮作

商品番号 :TB-004

幕末期 特別保存刀装具 桐箱入

400,000円

木瓜形 鉄磨地 鋤出高彫 陰透金象嵌 角耳小肉 両櫃孔

縦:8.12 cm 横:7.58 cm 耳際厚さ:0.51 cm
二子山則亮(二代)は尾張徳川家お抱の鐔工です。初二代とも写物を得意とした鐔工で、二代は嘉永4年35歳の時に則亮を名乗り幕末まで活躍しています。菊の図を彫ったものが特に評価されており、本鐔もまたその評価を証明するかの如く、彫が緻密で上手です。まるで着物の小紋柄を思わせるデザインは、渋さと愛らしさが同居したような印象を受けます。良質の地金を使用し、耳まで細かく掘込んだ所作は丁寧で見事な職人技を見せている優作です。

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