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INTELLIGENCE

♯ 「100均」商品・その1

Copywritting by Nobuo Nakahara

 

最近は昔の小売店というのが、めっきり少なくなって大規模店が大盛況という。勿論、小売店の方にも欠点があって、衰退したのであるが、では大規模店がいいのかとなると、これも?である。

 

私は今の住所へ引っ越しをしてきて、約30年になる。近くの商店街も引っ越した当時あった小売店の様子も殆ど変わってしまった。平成に入ってしばらくして、近所に100円ショップが進出してきた。当時は機関誌『とうえん』を発行していたので、事務商品を100円ショップで買う事にしたのであるが、その内に品質が悪くなり始めた。

 

セロテープは雑誌発送に多く使うのであるが、巾が狭く少ない巻となっていて何度も取り替える始末。いくら100円といっても、これでは何をしているのかわからなくなってきた。おまけに平成10年近くになってくるとセロテープが斜目に裂けて使い物にならなくなってきた。恐らく、中国製であろう。これでは100円ショップの価値はない。セロテープのように一度使ったら再利用しないのは安価なもので対応できる。しかし、粘着力も弱く耐久性も乏しいし、しかも斜目に裂けて、いくらも使えず…では単なる浪費に過ぎない。

何巻か予備にあった100均セロテープは全て破棄してしまい、従来の店で買うようにしたが、以後、この「100均」では一切買わないようにしている。

如何でしょうか、皆様も私と同じ経験はありませんか?
(文責・中原信夫)

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