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目貫

目貫

鷹道具図(無銘・古金工)

商品番号 :MK-017

目貫:鷹道具図(無銘・古金工) 江戸初期 桐箱入(日野松庵箱書)

110,000円

赤銅地 容彫 金色絵

表/長さ:4.02 cm  幅:1.49 cm  高さ:0.62 cm
裏/長さ:3.98 cm  幅:1.55 cm  高さ:0.61 cm
鷹道具の旋子(センシ・モトオシとも読む)をモチーフにした目貫。リアルな姿、大胆な構図と体配、細かな造込み、どれも上手です。ただ、赤銅地の質、造りの技術は素晴らしいのですが装色が焼付色絵なのはちょっと残念です。室町後期から桃山期にかけての作とみれば、色絵ではなくウットリ色絵か袋着の可能性が高いはずですが、実際は色絵。つまり松庵氏の極通りなら、時代は室町後期から桃山期の古後藤作という事になります。まあ、装色せず真っ黒い赤銅地の完成作だったとしても、それはそれで納得のいく作に変わりありません。姿・体配からは確かに室町後期から桃山期に見えるのですが・・・。この目貫には日野松庵の箱書があります。極めは後藤古作、赤銅、容彫、色絵となっています。ただ後藤古作にはちょっと疑問が・・・当店では江戸初期の古金工または京金工と見ています。みなさんのご感想はいかがですか。

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