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あつらえの逸刀

武蔵守藤原清定

商品番号 : B-036-I-106

江戸前期 美濃 保存刀剣 白鞘・拵付

670,000円

刃長:63.6 cm 反り:1.2 cm 重ね:0.73 cm

体配
本造、庵棟、中心は生で孔は一つ、鑢目は筋違。
地肌
小板目肌が細かく良くつみ杢目の精美な肌となる。棟寄りは柾目ごころ。
刃文
焼幅尋常で匂出来の中直刃。切先近くから少し焼き幅が広くなり弯れ心になる。匂口は締心に刃縁が冴え、鎺元から斜目に鮮明な移の所作が出て棒移となる。
鋩子
表裏とも火焔風に流れて、返は棟焼風となり2寸強ほどまで焼く。
備考
重ねが少し薄く細身の造の本刀。元先に差があり寛文新刀の反そのままに、刃部を広く鎬地を狭くとった端正な姿の刀です。美濃にもこんな鍛えの刀があるんだと思わせるよく詰んだ地肌は精美で、そこへ刃縁の冴えた直刃が切先まで通り、上品で美しい一振に。さらに鮮明な棒移が、教科書通りに焼始めから斜目に所作し見事です。特徴がなさそうで見処が詰まった本刀、ヤボな言い方をすれば玄人好みする一振です。それを証明するかのように、長さは2尺1寸・・・そうです、本刀は誂えの一振。造も鍛えも刃文も注文主の意向、もしくは期待に対する刀工の注力が強く感じられる一振と言えるでしょう。
鞘は栗型が後補の後が確認でき修復されたものですが、本体は幕末期と思われる古い打刀拵がついています。そして中身の作者である清定は、美濃国関一派で、本刀は体配姿から二代清定と思われます。

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