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脇指

脇差

豊州高田住藤原統景

商品番号 : C-SD382

江戸時代前期 豊後(大分) 特別保存刀剣 白鞘入

360,000円

刃長:46.0cm・1尺5寸2分弱 反:1.2cm・4分弱

元幅:34.0mm 先幅:25.0mm 元重:8.0mm 先重:6.0mm 目釘穴:1

造込
本造、高い行の棟。元来鎬の低い造込。
体配
反深め先反がシッカリと付き、身幅先細らず切先が延びる。
地肌
やや流れ心の板目肌、地景交じり板目の底に小板目が沈む。刃肌がよく詰む。
刃文
焼幅やや狭目の直刃解。匂口やや締り心で帯状となり、小足、砂流が細かに掛かる。
鋩子
直調で帯状となり、フクラと平行して先は小丸。深く返って締り心でヤヤ堅め、返先は一文字調でキリリと止まる。
中心
平肉が丁寧に付き鑢目は勝手下り。刃上り栗尻で棟は角。
豊州高田住藤原統景 拡大写真

江戸時代前期の豊後高田刀工である統景の脇差です。
元来身幅広く反が深い力強い姿でありますが、驚くべきはその健全度です。分厚い重にシッカリと付いた先反、たっぷりと付いたフクラにキリリと締った返先。中心の状態も加味すれば、命を守る指料として最初の持ち主から代々とても大切にされていた事が伺えます。出来栄えも初期肥前刀の健全作の様であり、末長く大切に御愛蔵して頂きたい立派な一振です。

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