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短刀
備州長船勝光宗光 明応三年二月日
商品番号 : D-SD388
戦国時代(1494年) 備前(岡山) 特別保存刀剣 白鞘入・拵付
1,540,000円
刃長:18.5cm・6寸1分 反:無・やや内反
元幅:20.0mm 先幅:12.5mm(切先から1寸辺り) 元重:6.5mm 先重:4.0mm(切先から1寸辺り) 目釘孔:1
- 造込
- 平造、行の棟。
- 体配
- やや内反の鎧通と呼ばれる姿。
- 地肌
- 小杢目肌よく詰み板目が交じる。刃肌殊によく詰み、移が淡く立つ。
- 刃文
- 匂口のフックラとした直刃調。焼幅尋常で小足がよく入り、所々刃幅が外に働く。
- 鋩子
- 本刃同様に直調で深い。先は小丸でやや掃掛け、殊に深く返る。返先はしっかりと一文字調に止まる。
- 中心
- 平肉付き、鑢目浅い勝手下り。栗尻で棟は角。表裏共に流暢な銘を切る。
- 彫刻
- 表・腰に爪付の剣。裏・腰樋に添樋。梵字(不動明王・カーン)。

戦国時代の備前長舩の著名刀工、勝光と宗光合作短刀です。
日光東照宮蔵の重要文化財等、勝光宗光の合作は古来珍重されております。作風は詰んだ小肌に頃合いの直調を柔らかい匂口であり、丁寧な中心に表裏共流暢な銘を切っています。全体のバランスがとても良く、「古刀の基準は備前長舩」という言葉を納得させられます。数多の武士に愛されて来た名刀をぜひ御愛蔵ください。
