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刀
備前国住長舩清光 弘治四年二月日
商品番号 : B-SD333
戦国時代 備前(岡山) 保存刀剣 白鞘・拵付
売約済
刃長:66.6cm 反:1.5cm 元幅:31.0mm 先幅:23.5mm 元重:8.0mm 先重:5.2mm 目釘穴:3
- 造込
- 本造、鎬高めで行の棟。
- 体配
- 反やや深め、先細らず切先が延びる。
- 地肌
- 板目鍛杢交り、流れる気味がある。淡い移が出る。
- 刃文
- 小沸出来、匂口締り心の直刃調。足、匂崩がよく現れ、二重刃、掃掛、喰違刃が転々と現れる。
- 鋩子
- 本刃同様に直調で表裏変る。帰りは浅く三ツ角辺り。
- 中心
- 平肉コロンと付き、鑢は少し急な勝手下。1寸6分強の磨上で加工は表裏共に最小限。棟は角。
戦国時代までの日本刀の大半を製作した備前長舩(びぜんおさふね)。
本刀は戦国期長舩刀工の著名刀工であり、毛利元就や桂小五郎の愛刀としても知られる清光の刀です。
やや流れる板目鍛の肌、締り心でやや出入のある直刃に「よだれ」と呼ばれる特徴的な足、表裏変わる鋩子など、清光の作風を詰め込んだ様な出来になっています。1寸6分強の磨上が行われていますが、中心の在銘部を極力加工しない良い磨上の為末備前特有の中心仕立ても存分に楽しめます。
「本歌の末備前を所持したい」という方におすすめの一振です。