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日本国内にある日本刀は約三百万本以上あるとされています。皆さんが美術館や刀剣店などで普段目にする光り輝く作は、その中でも評価の高い類なのです。重要刀剣はそんな数多ある日本刀の中の一握り・・・作位・出来・状態といった品質と、時代的・歴史的価値が極めて高いとされ指定された刀剣です。ただ、指定品の中には大磨上無銘の作も多数含まれています。
当店は重要刀剣に限らず大磨上無銘の作をあえて取り扱っておりません。作者を記した銘は、刀工の存在証明であり日本刀の中で最も大切な要素の一つ。中心を磨上げても、銘を残そうと思えば折返銘そして額銘という方法もあるのにかかわらず、なぜ銘が無いのでしょうか? 来や長光といった価値ある銘を消し去りますか?・・・大磨上無銘は誰かが恣意的に銘を取り去った得体の知れない代物です。時代はある程度極めることは可能でしょうし、時代や流派の極だけなら大歓迎です。しかし、無銘の作に強いて刀工銘を極めたものを愛刀家の方に薦めることは、正真だけを扱うと約束した当店にはできません。このスタンスを踏まえて、当店は在銘の作だけをご紹介しています。これが愛刀家に対する信頼の証であり正真を約束した答えです。
刀
備州長舩忠光作 源兵衛尉四郎秀次 文明十八年正月吉日
商品番号 : A-SD461
戦国時代(1486年) 備前(岡山) 重要刀剣(「鑑刀日々抄 続」p582・583所載) 白鞘入・拵付 本間薫山鞘書
5,500,000円
刃長:23.7cm・7寸8分5厘 反:内反
元幅:20.0mm 先幅:12.0mm(切先より7分) 元重:9.0mm 先重:4.5mm(切先より7分) 目釘孔:2
刀
備前國住長舩五郎左衛門尉清光作之 岡部豊後守住代也 天文二十一年八月吉日
商品番号 : A-SD406
戦国時代 備前(岡山県) 重要刀剣(「所持銘のある末古刀」p.73所載) 白鞘入・拵付
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刃長:68.4cm・2尺2寸5分半 反:19.0cm・6分半
元幅:32.0mm・1寸5厘 先幅:22.0mm・7分2厘 元重:9.0mm・3分弱 先重:6.0mm・2分弱 目釘孔:1
刀
備前国住長船与三左衛門尉祐定作 享禄三年二月吉日
商品番号 : A-SD364-52
戦国時代(1530年) 備前(岡山) 重要刀剣 白鞘入
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刃長:69.4cm・2尺2寸9分 反り:1.4cm・4分6厘
元幅:31.0mm 先幅:21.5mm 元重:7.5mm 先重:4.2mm 目釘孔:1
刀
肥前国住藤原忠廣
商品番号 : A-SD049
江戸前期 肥前 第9回重要刀剣 白鞘入・打刀拵
12,000,000円
刃長:71.8 cm 反り:1.2 cm 重ね:0.78 cm 目釘孔:2つ(1つ埋)

