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太刀・刀

相州住廣次作

商品番号 : B-SD354

室町時代後期 相模(神奈川・鎌倉) 特別保存刀剣 白鞘入・拵付

1,001,000円

刃長:60.6cm・2尺余 反:1.4cm・4分6厘 元幅:28.5mm 先幅:17.0mm 元重:7.5mm 先重:4.2mm 目釘孔:3

造込
本造、鎬が高く 行の棟。
体配
反深く、先細で中切先。
地肌
板目肌杢交り、肌目均一で刃肌は殊によく詰む。指表に焼出移が現れる。
刃文
小沸出来匂口フックラとした、やや坂がかる腰が開いた乱の連続。足、匂崩が多く現れ、谷に沸が溜まり、刃文の肩辺に砂流掛かる。
鋩子
先小丸で深い。やや掃掛けて返深く、棟焼が点々と下迄続く。
中心
タナゴ腹中心で平肉豊かに付き、鑢目は勝手下。棟は角。
相州住廣次作 拡大写真

正宗、貞宗等の著名刀工を輩出した相州鍛冶。本刀は相州広次の刀であり、製作年代は大永頃(1521〜1528)と推測されます。造込、体配、刃文等は正に戦国時代の刀といった物であり、作風は当時の最大生産地である備前長舩と、相州の特徴が混ざり合っています。広く知られた相州鍛冶ですが現存は希少であり、上出来となれば尚更です。備前好きにも相州好きにもオススメな大変珍しい一振です。

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