刀剣本来の価値をお届けします。 HOME
太刀・刀

筑州柳川住鬼塚吉国

商品番号 : B-SD371

江戸時代初期~前期 筑後(福岡) 特別保存刀剣 白鞘入

1,782,000円

刃長:68.0cm・2尺2寸4分5厘 反:1.21cm・4分 元幅:29.0mm 先幅:18.0mm 元重:7.0mm程 先重:4.5mm 目釘孔:2

造込
本造、行の棟。
体配
反浅めで先細り、中切先。
地肌
小板目肌とてもよく詰み、板目が少し交る。
刃文
匂口のフックラとした直刃。焼幅狭目で帯状が現れ、刃縁が冴える。刃区から焼き出し、中程に表裏揃った二重刃が現れる。
鋩子
直調で帯状となる。先は小丸でやや寄り、浅めに返って堅めに締り心で止まる。
中心
平肉がシッカリと付き、鑢目は浅い勝手下。やや張った浅い栗尻で棟は角。長銘を伸び伸びと刻る。
筑州柳川住鬼塚吉国 拡大写真

名将・立花宗茂が治めた筑後柳川の刀工である鬼塚吉国の刀です。
精微な肌にムラの無い匂口を見事に焼き、江戸時代初期の名刀に多く見られる特徴を備えています。また刃文を明らかに意識的にコントロールした作風であり、余程の上級武士からの特別注文である事が推測されます。地刃、中心共に見事で、当代鬼塚吉国の傑作の一振であると言えましょう。質実剛健かつ才色兼備な出来であり、文武に優れ「武士の中の武士」と呼ばれた立花宗茂を観る様な名刀です。

ページトップ