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太刀・刀

泰信作

商品番号 : B-SD397

戦国時代 阿波(徳島) 特別保存刀剣 白鞘入

902,000円

刃長:70.4cm・2尺3寸6分 反:8.0cm・3分弱

元幅:30.5mm 先幅:18.5mm 元重:6.5mm 先重:4.5mm 目釘孔:2

造込
本造、行の棟。鎬幅広めで鎬はやや高め。
体配
反浅めで先細り中切先。
地肌
大きめの板目肌均一で鎬地も板目肌。棟寄りは部分的に流れた肌となる。刃縁辺りは流れた肌となり、刃肌は平地鎬地に比べよく詰む。
刃文
沸のよく付いた直仕立の小乱。刃幅は尋常~やや狭目で様々な刃文が入り交じる。刃中の所作も多種多様に入り交じり、総体に沸がよく付き、足も沸匂の凝ったものとなる。
鋩子
表は直調で深め、先は小丸で切先に向けて尖心。裏は乱込んで先は小丸上やや倒れ心。返りは表裏共に深く横手下まで続く。
中心
2寸9分程の磨上で、好ましい磨上方式。銘を残す為の最大限の配慮がされている。現在の棟は肉で尻は切。
泰信作 拡大写真

戦国時代に阿波で造られた海部泰信の刀です。
海部刀は水軍が使用した刀身銘の束刀という先入観を与えられていますが、本刀の様に同時代の著名刀工同様に中心に謹直な銘を刻った入念作もあります。本刀は3寸弱の磨上で銘の左側が切れていますが、銘部を出来る限り残す為に必要最低限の加工をした結果であり、とても好ましい磨上方式です。不当な評価を受けがちな海部刀でも、非常に手の込んだ磨上方式から確かな良家で大事に扱われて来た事が伝わってくる刀であり、海部刀の評価を覆す一振です。

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