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眠龍子寿実 文政十二年丑春

商品番号 : C-SD400

江戸時代後期 因幡・江戸(鳥取・東京) 特別保存刀剣 白鞘入

440,000円

刃長:41.0cm・1尺3寸5分5厘 反:1cm・3分半

元幅:28.5mm 先幅:16.0mm(切先より7分) 元重:6.0mm 先重:5.5mm(切先より7分)目釘孔:1

造込
薙刀直造、行の棟。樋より上の肉を元来から削いだ造込。
体配
反深めで身幅広い。
地肌
小板目肌よく詰み板目交じり。刃肌もよく詰みよく詰んだ柾目が見られる。
刃文
匂口の締まった焼幅”やや”狭めの直刃仕立て五の目足入り。区下から1寸程大人しめに焼出し、それより上部は小互の目の連続。頭の出入りに連動して足入り、足は刃先に抜けず極く細かな砂流が掛かる。匂口ムラなく刃縁よく冴える。
鋩子
直調。焼幅は本刃に比べ広い。先小丸で返は寄る。
中心
極端ではないキッチリとした中心仕立。棟は角でやや急な刃上り栗尻。生樋を避けて平地に銘を刻る。
彫刻
中心先まで共に掻通の腰樋に添樋。
眠龍子寿実 文政十二年丑春 拡大写真

新々刀の著名刀工「源清麿」の大師匠にあたる、眠龍子寿実(みんりゅうしとしざね)の脇差です。
普段得意とする丁子刃とは違った、直仕立で揃った小五の目の作風であり、雲類や吉井一派など長舩以外の備前伝を参考にしたと思われる一振です。添樋まで中心尻に掻き通した生の腰樋で、化粧鑢の接地点まで注意の行き届いた作であり、普段とは違った作風を求められた特別注文作と推測されます。浜部一派は刃文を表裏を揃える高技量が特徴であり、それは本刀も同様です。直仕立の一見単調に見える作ですが、詳細に観察すれば僅かな刃文の出入りや足入がよく揃っています。姿、地鉄、刃文、中心と隅々まで眠龍子寿実の精巧な技術と気遣いを楽しめる一振です。ぜひ時間をかけて、見る度に新しい発見をしてください。

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