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短刀
兼貞
商品番号 : D-SD352
戦国時代 美濃・関(岐阜) 特別保存刀剣 白鞘入・拵付
売約済
刃長:24.2cm 反:無し 重ね:0.75cm 元幅:24.0mm 先幅:15.5mm(切先から1寸) 元重:6.0mm 先重:4.0mm 目釘孔:2
- 造込
- 平造 行の棟。
- 体配
- ほぼ無反。
- 地肌
- 板目鍛杢交り、刃肌よく詰んで流れる気味あり。棟寄は流れて柾が強い。焼出移があり、棟寄に移がある。
- 刃文
- 匂口締り心の弯刃(のたれば)。表裏の出入が揃い、元から1寸5分に尖刃が入る。足・匂崩が多く入り、鎺辺りと刃中に砂流がかかる。
- 鋩子
- 本刃と同様で先寄って小丸、鋩子殊に深く滝落状に深く返る。切先及び区上1寸に棟焼が入り、返先と焼元の匂口は締り心。
- 中心
- 平肉付き、角棟。独特の檜垣(ひがき)鑢が棟方・刃方にもかかり、小ぢんまりとした銘を切る。
群雄割拠の戦国時代、激戦区に数多くの刀を供給し続けた美濃関の刀工『蜂屋兼貞』の短刀です。
和泉守兼定、孫六兼元、高天神兼明に次ぐ良工と云われ、この短刀は当時の一流である”備前長舩”を彷彿とさせる出来です。店主も大好きな末関刀工、金具を素銅で揃えた小洒落た拵も付属し、拵と一緒に愛好して頂きたい大変オススメのひと振です。