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短刀
則長作
商品番号 : D-SD365
戦国時代 国不明 貴重刀剣 白鞘入
売約済
刃長:28.2cm・9寸3分 反:0.2cm・6厘
元幅:28.0mm 先幅:17.0mm(切先から1寸辺) 元重:5.8mm 先重:先重:3.4mm(切先から1寸辺) 目釘孔:1
- 造込
- 平造、低く立上りのある行の棟。
- 体配
- 反浅めで先反の残る小脇差。
- 地肌
- 大きめの板目鍛で所々流れ肌となる。刃肌よく詰む。
- 刃文
- 匂口締り心の五の目丁子の連続で、表裏の出入りが揃う。刃文の谷から地にかけて砂流がよくかかり、棟寄に移が出る。
- 鋩子
- 乱込んで先は尖り心、やや掃き掛けて滝落とし状に深く返り、やや堅めに締り心で止まる。
- 中心
- 平肉付き、鑢はごく浅い勝手下り。中心尻は刃上り栗尻で、棟はほぼ角となる。
戦国時代の小脇差「則長」です。
備前伝の腰開きの乱をキリッと締まった匂で美濃風に焼き、鍛肌と刃文の働は大和伝を表します。中心の平肉もシッカリと付き、迷い無く刻られた銘字は本刀に対する則長の自負がひしひしと感じられます。謎に満ちた戦国時代の刀を是非ご愛好ください。