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日本刀は品質も価値も実に様々です。刀や脇指そして短刀といった種別にもよりますが、健全度が高く名の通った刀工の作は必然的に高価になります。この世に一つだけしかない美術品ですから如何仕方ないとはいえ、気に入った作を愛蔵して楽しみたいと思うのが愛刀家の素直な気持ちでしょう。
愛蔵する基準も人それぞれ・・・好きな刀工を求める人、刀姿や刃文の形状・働きに拘る人、健全度や地肌の状態といった美観を重視する人、古き時代を求め古刀を追いかける人、類例のない珍品や希少性の高いものを探す人・・・自分の好みを持つことは良いことであり大切なことです。特に、これから刀剣の勉強をしたい、いずれは日本刀を持ちたいと思っている方にとって、愛刀選びは期待と不安が入り混じった一大イベント。趣向と予算が合えば問題ないのですが、中々そうはいかないのが現状だと思われます。そこで埋もれがちな日本刀の中から、お求めやすい作、さりげなくも物語性や希少性のある一振を順次ご紹介します。これから愛刀家に仲間入りする皆さん、そして拘りを持ったベテラン愛刀家の皆さんが求める作品をご紹介できたら幸いです。
脇指
伊勢守吉國 寛文七年八月日
商品番号 : C-061-U-236
江戸前期 播磨 特別貴重刀剣 白鞘
250,000円
刃長:39.3 cm 反:0.6 cm 元幅:2.95 cm 先幅:2.20 cm 重ね:0.70 cm 目釘孔:1つ
