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INTELLIGENCE
刀の真偽

愛刀家の最も知りたいこと、最初に気になること・・・それは刀の真偽だろう。
「上(刀身)が良ければ偽物なんて関係ない」そう言い切れれば何の問題も起きない。
しかし現実は異なる。価値・貴重性・評価基準、そして愛刀家の思いを捻じ曲げることになる。
偽銘、大磨上無銘、再刃・・・これらは全て後世の手になる加工が施されている。
言い換えれば、いつ誰が作ったのかが全くわからなくなってしまった不詳で得体の知れない作だ。
そんな刀を前に、論理的・物理的な理屈に合わない極、通説や裏付のない資料・イメージに頼った曖昧で脆弱な根拠の極を皆さんは容認できるのだろうか。
とはいえ、刀そのものには罪はない。得体の知れない刀なら、証明できる範囲で評価し、存在理由と居場所を見つけてやることも必要だ。
今ここに、中原氏が真偽の正体を暴き、偽物とされる所以の指摘・解明を通して愛刀家へ真を問う。
見て見ぬふりをすることもできるだろう。見解の相違と一蹴することもできる。だが、反論することができる人は果たしているのだろうか。

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